首都圏の中学生の3割以上が家での勉強時間が「0分」で、4人のうち3人が「勉強だけで人生が決まるわけではない」と考えていることが、ベネッセ未来教育センターの調査でわかった。同センターは「子どもたちが勉強する意味を持てずにいる」と分析している。勉強だけで人生が決まるわけではないという意識は、大人も含めてかなり浸透してきているようですね。子供は良くも悪くも親に影響されるもの。親が、どうせ勉強なんかしたって・・・と世の中を見れば子供もそう育ちます。
調査は03年11〜12月、首都圏の中学生約1500人にアンケートした。
家で1人で勉強する時間は、「0分」が32.8%で最も多く、「1〜2時間」21.9%、「1時間未満」18.9%の順。一方で「2〜3時間」「3〜4時間」「4時間以上」の合計も26.5%で、生徒の勉強時間は二極化していた。
確かに勉強だけで人生が決まるわけではないけれど、人としての基礎を築く大切な時期を、今の子どもたちは勉強する以上に有意義に過ごしているのでしょうか?
私は、自分の子には、大人と違って苦もなく知識を吸収できる大切な時期を、無駄にすごして欲しくないと思います。だから、「勉強がどう役立ち、なぜ必要なのか」については、繰り返しくりかえし話して聞かせています。どういう風に話したらいいのかは、家庭によって違いますけれどね。